12Jun

半年もある北海道の冬
色とりどりの自然の姿で私たちの目を楽しませてくれた秋に別れを告げ、長く寒い厳しい冬がやってきます。北海道の冬は、半年ほどありますので、春から秋の季節は一瞬にして駆け抜ける感覚です。
北海道といえば、雪です。雪が降る前に「雪むし」といって小さな羽根をつけた虫が飛び、これを見ると「もうすぐ雪が降るね」という
会話があちこちで聞かれます。10月下旬から11月上旬がだいたいの初雪の時季なので、旅行している方も、もしかすると見ることができるかもしれません。
初雪は、積もらずすぐに溶けてしまいます。しかし、旅行をしている方が、雪が降る光景をみて感動したり、写真に収めたりして楽しんでいる姿をよくみかけます。北海道に住んでいる人にとっては、雪ほどやっかいなものはありません。初雪を機にだんだんと本格的な冬が近ずいてくるのです。
札幌の素敵なイルミネーション
札幌では、冬の風物詩として知られている「ホワイトイルミネーション」が11月下旬からクリスマスの25日まで大通公園で行われ、45万個のLEDライトで幻想的な世界へと誘ってくれます。家族で、カップルでそして日本全国から、または、外国からの旅行者の方が、その鮮やかさに圧倒されます。さらに雪が降るとますますロマンティックな雰囲気になるイルミネーションは、絶対にはずせないスポットです。それと同時に北海道の寒さも体験できます。
スキーやスノーボードを楽しみたい旅行者の方も大勢、冬の北海道へやってきます。特にニセコのパウダースノーは最高です。
このスキー場は全国各地のスキーヤー、そして外国からのスキーヤーも憧れているゲレンデとして有名です。ちなみに、スキーを堪能した後の温泉もオススメです。
スキーの他にスノーモービルなどのアクティビティなども楽しむことができます。北海道の冬を楽しめる最高の場所です。
気候は、1月になると本格的な冬本番となり積雪も増え、寒さも厳しくなります。道幅も積雪によって狭くなり、旅行者の方は、歩き慣れていない雪道に
悪戦苦闘するはずです。地元の人でさえ慣れているとはいえ、歩くのはなかなか大変なものです。
北海道の冬は、2月が一番寒くなり、さらに積雪も増え、除雪の頻度も毎日となります。実に憂鬱な気分になってしまう時季なのです。
北海道の豪雪地として知られている「朱鞠内」(しゅまりない)は、積雪が2メートルを超えます。
また、北海道一寒いということで有名な「陸別」はマイナス30度近くになります。この数字からも分かるように冬の北海道は、本当に厳しいのです。
このような寒さと雪を肌で感じたいなら、冬旅行の一ページとしてこの2つの地を踏んでみてはいかがでしょうか。カゼをひかないように厚着をしてでかけてくださいね。
冬の北海道は、雪や氷を用いたイベントやお祭りなどが色々な市で開催されています。有名どころでは、2月に行われる札幌雪祭りなどがあります。
旅行日程に余裕があるのなら、各都市で行われているイベントにも是非立ち寄ってください。冬の北海道の記念旅行になること間違いなしです。
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